冷麺のこと

2025.04.18

盛岡冷麺と別府冷麺の違いを徹底解説!歴史・ルーツから味わいまで

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こんにちは!「元氣が旨い!」が合言葉、東北の焼肉冷麺 やまなか家の高橋です!

 

日本の冷麺の中で「別府冷麺」があることはご存じでしょうか?

やまなか家では「盛岡冷麺」を取り扱っていますが、同じ「冷麺」という名前でも、別府冷麺と盛岡冷麺では麺の食感やスープの味わい、歴史的背景まで、実はまったく異なる個性を持っています。

 

今回は、盛岡冷麺と別府冷麺の違いを詳しく解説し、それぞれの特徴や歴史、味の違いを明らかにしていきます!

この記事を書いた人

焼肉冷麺 やまなか家 部長高橋(TAKAHASHI)

やまなか家に入ったのは、1990年7月の18歳のとき。現在では、部長として仙台地区の10店舗以上を任されています。

冷麺は地域ごとにさまざまな変化を遂げており、「別府冷麺」もその一つ!

やまなか家が店舗を多く展開する東北では盛岡冷麺がメジャーですが、大分では別府冷麺がご当地グルメとして人気なんです!
発祥や食文化の背景が異なり、盛岡冷麺も別府冷麺もそれぞれ独自の魅力を持っています。

このコラムが、それぞれの魅力を知って「食べ比べてみたい!」と思ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。

盛岡冷麺と別府冷麺の違いは?

盛岡冷麺と別府冷麺は、同じ「冷麺」という名前でも、その特徴や味わいに大きな違いがあります。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

盛岡冷麺の特徴と歴史

盛岡冷麺は1954年(昭和29年)、朝鮮半島出身の料理人・青木輝人が岩手県盛岡市に開業した「食道園」で提供したのが発祥といわれています。

 

故郷の味を再現しようと、朝鮮半島の伝統的な冷麺をベースに、強いコシはそのままに、喉ごしと見た目の良さを加えて、独自の冷麺として自身のお店で提供を始めます。

 

麺の特徴

盛岡冷麺の麺は小麦粉とでんぷんが主原料で、半透明のやや太めの麺が特徴です。

コシが強く、ツルツルとした独特の舌触りがあります。

 

当初はコシの強い独特な麺になじみがない人も多かったですが、次第に人気が高まっていきました。

 

スープと具材

牛骨をベースにしたコクのあるスープで、冷たいスープとして提供するのが大きな特徴です。

具材には、キムチ、チャーシュー、ゆで卵、キュウリなどを使用します。

 

キムチの酸味と辛味がスープにさわやかさと旨味を加えます。

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別府冷麺の特徴と歴史

別府冷麺は1950年(昭和25年)頃、中国東北部(旧満州)からの引揚者が大分県別府市に開業した「食堂アリラン」が起源とされています。

旧満州は朝鮮との国境が近く、朝鮮の食文化が根付いていたため、その食文化を持ち帰ってアレンジしたものといわれています。

 

麺の特徴

別府冷麺の麺は小麦粉、そば粉、でん粉などを使用しています。

冷麺専門店系はもちもちした太めの麺、焼肉屋系はつるつるした中細麺で提供されることが多いといわれています。

 

スープと具材

別府冷麺のスープは、昆布やカツオなどの魚介をベースとした和風ダシが特徴。

当初は肉系のスープだったものが、海の幸に恵まれた別府ならではの味わいとして魚介の和風ダシに変化し、好評を博しました。

 

具材には牛肉チャーシューやキムチを使用します。

キムチは店によって異なり、専門店ではキャベツキムチ、焼肉店では白菜キムチを使うことが多いです。

 

盛岡冷麺と別府冷麺の違い

盛岡冷麺と別府冷麺の大きな違いは、「スープ」「麺」です。

 

スープの違い

盛岡冷麺のスープは牛骨ベースのコクと深みが特徴。

酢やキムチで酸味がプラスされ、食欲をそそる味わいです。

 

一方、別府冷麺のスープは昆布やカツオなどを使った和風ダシ。

魚介の旨味を生かした、日本人になじみのある味わいに調整されています。

 

麺の違い

盛岡冷麺の麺は半透明のやや太めで、コシが強いのが特徴。

別府冷麺の麺は店によって太さや食感が異なりますが、そば粉を使用しているのが特徴です。

 

 

盛岡冷麺と別府冷麺はどこで食べられる?

続いて、盛岡冷麺と別府冷麺が主にどこで提供されているのかを見ていきましょう。

 

盛岡冷麺が食べられる場所

盛岡冷麺は、発祥の地である岩手県盛岡市で多くの店舗が提供しています。

盛岡では「盛岡三大麺」の一つとして、わんこそば・じゃじゃ麺とともに有名です。

 

市内の焼肉店ではほぼ全てのお店で盛岡冷麺を味わえるのではないでしょうか。

 

最近では全国的にも知名度が高まり、大都市圏の焼肉店などでも提供されています。

 

別府冷麺が食べられる場所

別府冷麺は、主に大分県別府市内で食べられます。

冷麺専門店と焼肉店、数十店舗で提供されています。

 

別府以外で別府冷麺を食べられる飲食店は少なく、その地域でしか味わえない特別感のあるグルメです。

 

 

盛岡冷麺を楽しむならやまなか家で!

盛岡冷麺

東北を中心に焼肉店を展開するやまなか家では、店舗ではもちろん、公式オンラインショップでも盛岡冷麺を取り扱っています。

日本全国どこにいても、盛岡冷麺の本場の味を自宅で楽しむことができますよ!

 

やまなか家の盛岡冷麺は、年間販売数150万食以上の人気商品!

コシの強いモチモチ食感の麺、コク旨スープ、冷麺専用秘伝のキムチが三位一体となった絶妙な味わいです。

 

やまなか家の冷麺は、保存しやすい冷凍タイプでお届けしますので、冷凍庫にストックして食べたいときにすぐに調理できます。

チャーシューやキュウリ、ゆで卵など、好みのトッピングを加えて自分好みに楽しんでください!

 

やまなか家のオンラインショップでは、冷麺だけでなく、牛たんや焼肉などとのセット購入も可能です。

盛岡の冷麺、仙台の牛たんなど、東北の味をぜひお楽しみください!

 

 

盛岡冷麺と別府冷麺の違いは麺・スープにあり!どちらも楽しもう!

盛岡冷麺と別府冷麺の大きな違いは、麺とスープの味わいです。

 

盛岡冷麺はコシの強い麺と牛骨ベースのコクのあるスープが特徴。

岩手県盛岡市を中心に全国の焼肉店でも提供され、家庭でも通販で手軽に味わえるようになっています。

 

一方、別府冷麺は小麦粉、そば粉、でん粉を使った麺と、魚介系和風ダシのあっさりしたスープが特徴です。

別府冷麺もご当地グルメの一つとして、大分県別府市内の冷麺専門店や焼肉店で提供されていますよ。

 

どちらも日本で独自の進化を遂げた冷麺で、それぞれの地域の特色を反映しています。

盛岡冷麺と別府冷麺、両方の味わいを比較してみるのも面白いでしょう。

 

盛岡冷麺は、東北を中心に焼肉店を展開するやまなか家でも提供しています!

公式オンラインショップから全国にお届け可能なので、ぜひいろいろな冷麺と食べ比べてみてください。

 

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