
こんにちは!「牛たん専門店 徳茂」の店長をしてます佐藤です!
牛たん専門店などの牛たんセットには、麦飯ととろろがついているのが定番です。
今では定番の組み合わせですが、牛たんに麦飯とろろがセットになっているのはなぜかご存じでしょうか?
今回のコラムでは、牛たんと麦飯・とろろの組み合わせについて詳しく解説!
その理由や歴史についてご紹介していきます。
目次
牛たんにつく麦飯ととろろの特徴とは
独特の食感とジューシーさが人気の牛たん。
牛たん専門店などでは、麦飯やとろろとセットになったメニューが多く提供されます。
まずは麦飯ととろろの特徴について確認していきましょう。
栄養価の高い麦飯
麦飯とは、白米に大麦を混ぜて炊いたご飯です。
でんぷん質の多い白米だけの場合に比べて、大麦を加えることでさっぱりとした食感が楽しめます。
大麦は栄養豊富な穀物で、タンパク質や炭水化物、ミネラル、ビタミンはもちろん、白米の約3倍のカルシウム、約2倍のカリウム、約17倍以上の食物繊維が含まれています。
これらの栄養素が、便秘予防や血圧の上昇抑制、コレステロールを減少させて生活習慣病の予防などに効果的といわれていますよ!
日本で麦飯を食べるようになったのは平安時代からといわれていて、長寿で有名な徳川家康公も好んで食べていたとか。
明治時代には、ビタミン不足が原因でおこる病気「脚気(かっけ)」の改善のために食べられていたという記録もあります。
消化を助けるとろろ
とろろとは、生の山芋をすりおろしたものです。
山芋はビタミンや食物繊維、カリウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富な健康食材!
とろろの特徴でもある粘り気のあるとろみは、胃の粘膜を保護して消化を促進する働きもあります。
栄養豊富であり、腸内環境を整えるとろろには、疲労回復や滋養強壮、血糖値の上昇抑制、免疫アップなどの作用が期待できます。
でんぷんの消化を助ける消化酵素アミラーゼが豊富に含まれているので、ご飯との相性も抜群!
栄養価の高い麦飯とその消化を助けるととろは、ぴったりの組み合わせですね。
牛たんに麦飯ととろろがつくのはなぜ?
牛たん料理が日本で誕生したのは1950年代の仙台、戦後の復興期でした。
諸説ありますが、食料が不足していた時代の中でも、「お腹いっぱい食べられるように」と、白米よりも比較的安価だった麦飯が添えられたといわれています。
さらに、牛たん・麦飯・とろろの組み合わせは、1980年代に牛たん専門店「牛たん とろろ 麦めし ねぎし」が考案し、提供したのが始まりです。
当時、牛たん料理はお酒のおつまみとして、男性客を中心に親しまれていました。
そこで、同店では「女性も含めより多くのお客さまにも味わってもらいたい」という思いから、健康的なイメージのとろろを組み合わせた「ねぎしセット」を提供。
ヘルシーな組み合わせで、女性客をはじめたくさんのお客さまの支持を集め、のちには牛たんの本場である仙台にも広がっていきました。
今では、牛たん・麦飯・とろろの組み合わせは、すっかりメジャーな定番セットとして定着していますね!
牛たん定食で麦飯ととろろのおすすめの食べ方

麦飯・とろろがセットになった、牛たん定食をおいしく味わう、おすすめの食べ方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- まずは牛たんと麦飯を一緒に食べて、肉の旨味を味わう
- 次に麦飯にとろろをかけて、麦とろご飯の独特の食感を味わう
- 最後に麦とろご飯を牛たんで包み、全部一緒に味わう
もちろん、食べ方は自由ですので、自分の好みの味わいや食べ方を見つけてみてくださいね。
麦飯のおかわりができるお店なら、1杯目、2杯目で異なる味わい方をするのも良いでしょう。
牛たん・麦飯・とろろは栄養豊富でヘルシーな定番セット!
牛たん・麦飯・とろろという定番の組み合わせが誕生したのは、1980年代といわれています。
日本で牛たん料理が登場した際、「戦後の貧しい時代でもお腹いっぱい食べられるように」と、白米ではなく麦飯が添えられたといわれています。
のちに、男性客中心だった牛たん料理を「女性も含めたくさんのお客さまに味わってもらいたい」と、東京の牛たん専門店がヘルシーなイメージのとろろを組み合わせて提供したといわれています。
ジューシーな牛たん、栄養豊富な麦飯、そして健康的なとろろのセットは、今では定番の組み合わせ!
おいしい牛たんを、ぜひ麦とろご飯で味わってくださいね!


.jpg)

