
こんにちは!「牛たん専門店 徳茂」の店長をしてます佐藤です!
最近、「焼肉店のようなおいしい牛たんを、おうち焼肉でも食べたい!」というお声をよく耳にします。
牛たんは調理方法によって味わいが大きく変わる繊細な食材です。
そこで今回は、焼肉のプロが牛たんのおうち焼肉のコツをご紹介!
調理時のちょっとしたコツを押さえることで、ご家庭でもプロの味を再現できます!
目次
家で焼肉を楽しもう!おうち焼肉のメリット
「焼肉は外で食べるもの」と思っていませんか?
実は、おうち焼肉には数多くのメリットがあります。
好きなときに好きなだけ好きなように楽しめる
おうち焼肉のメリットは、まず何といっても、好きなときに好きなだけ楽しめること。
お店だと時間制限があったり混雑していたりすることもありますが、自宅なら自分のペースで落ち着いて食事ができます。
また、自分好みの焼き加減や味付けによりこだわれるのも自宅ならでは。
お肉の種類や量も自由に準備できるので、健康や好みに合わせたメニュー構成ができます。
さらに、お店では味わえない「自分だけの特製タレ」も楽しめます。
市販のタレをアレンジしたり、オリジナルレシピに挑戦したりと、創意工夫の幅が広がりますよ。
リーズナブルに楽しめる
おうち焼肉には、コスト面でも大きなメリットがあります。
焼肉店で家族分のお会計を考えると、なかなかの金額になりますよね。
おうち焼肉なら、同じ品質の肉でもリーズナブルに楽しむことができます。
周りを気にせずゆっくり過ごせる
おうち焼肉なら、小さなお子さまがいるご家庭でも、自宅なら気兼ねなく食事ができます。
騒いでも周りを気にする必要がなく、ゆったりとした雰囲気の中で家族団らんの時間を過ごせるのは大きな魅力です。
家での焼肉は、リラックスした状態で食事ができるため、より会話も弾み、楽しい時間を過ごせるでしょう。
おうち焼肉で牛たんをおいしく食べる焼き方

牛たんは、調理方法によってそのおいしさが大きく変わります。
自宅でもプロのようなおいしい牛たんを焼くコツを伝授します!
また、おうち焼肉にぴったりのやまなか家の商品もご紹介します!
おうち焼肉で牛たんをおいしく楽しむコツ
家で牛たんの焼肉を楽しむ際は、以下のポイントに注目してみましょう。
準備と解凍のポイント
冷凍の牛たんを使用する場合、おいしく調理するためには、適切な解凍が重要です。
理想的なのは、前日から冷蔵庫に移して、ゆっくりと解凍する方法です。
この方法なら、おいしい肉汁や脂を逃がさず閉じ込めたまま解凍できます。
急いでいる場合は流水解凍も可能ですが、できるだけ時間をかけた解凍をおすすめします。
そして、完全に解凍してから焼くことで、焼きムラなく均一に火が通ります。
半解凍の状態で焼くと、外側だけが焦げて中は生焼けになってしまう可能性があるため注意しましょう。
また、焼く30分前には冷蔵庫から出して常温に戻しておくことも大切です。
いきなり冷たい状態で焼くよりも、常温に戻してから焼くほうが均一に火が通り、ジューシーに仕上がります。
フライパンでの焼き方
ご家庭にある調理器具で最も一般的なのはフライパンではないでしょうか。
フライパンでも、コツさえ掴めば牛たんをおいしく焼くことができます。
フライパンで牛たんを焼く際の基本は「中火」です。
しっかり熱したフライパンに牛たんをのせ、中火でじっくりと焼きましょう。
表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返し、弱火にして反対側も同様に焼きます。
表面がきつね色になれば完成です。
火力が弱すぎると肉汁が流れ出てしまいます。
適切な火力で熱することにより、牛たんの中の肉汁を閉じ込め、外はこんがり、中はジューシーに仕上がります。
ホットプレートでの焼き方
ご家庭での焼肉では、ホットプレートを使うことが多いでしょう。
ホットプレートで牛たんをおいしく焼くコツは、まず十分に予熱することです。
プレートの温度が150~200℃程度になってから牛たんを置くと、肉汁を閉じ込めてジューシーに仕上がります。
しっかり予熱したホットプレートに牛たんをのせて焼き、牛たんの表面に肉汁が浮いたところでひっくり返します。
ここで火を弱火にし、60〜90秒ほど焼いて、表面がきつね色になってきたら完成です。
プレートにアルミホイルを敷くと、余分な油が落ちておいしく焼けるだけでなく、プレートが汚れないので後片付けも楽になります。
アルミホイルは一度くしゃくしゃに丸めてから広げると、凹凸ができて油が溜まりやすくなりますよ。
魚焼きグリルやトースターでの焼き方
フライパン以外にも、ご家庭にある魚焼きグリルやトースターでも牛たんをおいしく焼くことができます。
魚焼きグリルを使用する場合は、焼網が熱くなるまで強火で予熱してから、強火で焼き始めましょう。
表面に焼き色がついたら中火にし、肉の表面がきつね色になったらひっくり返します。
焦げないように何度かひっくり返し、両面がきつね色になるまで焼き上げましょう。
トースターを使う場合は、アルミホイルを敷いて牛たんを重ならないように並べ、約5〜10分焼きます。
牛たんが分厚い場合は、十分に火が通らないこともあるので、焼く前に火が通りやすいサイズに切るか、加熱したあとにアルミホイルで包んで余熱で火を通す方法を試してみてください。
厚切りと薄切りの焼き方の違い
牛たんには厚切りと薄切りがあり、それぞれ焼き時間や焼き方が異なります。
薄切りの牛たんは、何度かひっくり返して焼くだけでちょうど良い焼き加減になります。
片面に焼き目がついたら食べごろのサインです。
薄切り牛たんは、食べやすく焼きやすいので、初心者の方にもおすすめです。
一方、厚切りの牛たんはしっかりと火を通す必要があります。
肉の色が半分ほど変わってきたら裏返し、反対側も同じように焼きます。
じっくり焼いて表面をこんがりとさせるのがおすすめですが、焼きすぎると硬くなってしまうので、よく確認しながら焼きましょう。
スリット入りの厚切り牛たんが食べやすく焼きやすいですよ。
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おうち焼肉を楽しむ際の注意点
おうち焼肉を最大限に楽しむために、次のようなポイントに注意しましょう。
煙とにおいの対策
おうち焼肉の最大の悩みといえば、煙とにおいの問題。
煙とにおいの影響を可能な限り抑えるには、まず、窓を開けて換気扇を回すことが基本です。
これだけでも大分違いますが、それでも気になる場合は焼肉をする場所の近くで空気清浄機を作動させておきましょう。
また、煙を吸い取ってくれる無煙ロースターを使用するのも一つの方法です。
焼肉後のにおいが気になる場合は、アルコールスプレーやアルコールシートでテーブル周辺を拭いたり、消臭スプレーを使用したりすることで、油のにおいを軽減できます。
濡れタオルを部屋で振り回すと、においを吸着してくれる効果もあるので試してみてください。
油はねの対策
焼肉中の油はねも悩みの種ですが、これにも対策があります。
事前にテーブルや床に新聞紙などを敷いておくと、油やタレがはねても汚れを防止できます。
新聞紙は、油やにおいを吸い取ってくれる優れもの。
見た目は少し悪くなりますが、後片付けを考えるとおすすめの方法です。
また、ホットプレートを使用する場合は、一度丸めて凹凸を付けたアルミホイルを敷くことで油はねを抑えられます。
衛生面の配慮
おうち焼肉では、食中毒予防のための衛生管理も重要です。
生肉を扱う際は、専用のトングや箸を使用し、食べる箸と分けることが基本です。
また、生肉とすでに焼けた肉を同じ皿に置かないよう、別の皿を用意しましょう。
解凍した牛たんは、冷蔵保存の場合でも早めに食べきることが望ましいです。
長期間の保存は避け、できるだけ新鮮なうちに調理して食べるようにしましょう。
牛たんはおうち焼肉で!本格的な味を家で楽しもう
牛たんのおうち焼肉は、準備と調理法を工夫することで、お店に負けないおいしさを自宅で楽しめます。
適切な解凍方法と常温への戻し、適切な火力での調理がおいしく仕上げるためのポイントです。
フライパンやホットプレート、魚焼きグリル、トースターといった家庭にある調理器具でも十分においしく牛たんを焼くことができるので、ぜひ試してみてください。
また、煙やにおい、油はねなどの問題については、事前に対策を行うことで快適におうち焼肉を楽しめます。
牛たんをおいしく食べるための付け合わせや調味料との組み合わせも工夫して、充実したおうち焼肉をお楽しみください。
家族や友人と一緒に、おいしい牛たん焼肉を囲む時間は、きっと特別なものになるはずです。


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