牛たんのこと

2024.09.30

牛たんの保存方法のポイントと保存期間を紹介!解凍方法も

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牛たん

こんにちは!「牛たん専門店 徳茂」の店長をしてます佐藤です!

 

お店や通販で購入した牛たんをすぐに食べない場合、どのように保存したら良いのかわからないという方も多いでしょう。

また、せっかくの牛たんですから、おいしく食べられる保存期間を知っておきたいですよね。

 

そこで今回は、牛たんの保存方法やポイント、保存期間をご紹介します。

ご自宅でおいしく牛たんを食べる参考にしてくださいね。

この記事を書いた人

牛たん徳茂 店長佐藤(SATO)

牛たん徳茂は東北エリアでNo.1の出店数を誇る「やまなか家」の姉妹店で、肉の美味しさを30年以上追求してきた「肉のプロフェッショナル」です。

今や高級食材になりつつある「牛たん」ですが、それでも根強い人気は今も続いています。
県外の友人やお世話になった方へ贈り物をすると、本当に喜ばれる食材です。
私自身も色々なお店の冷凍牛たんを食べる機会が多いですが、保存方法ひとつで本当に味が変わると実感しています。

食べきれなかった分の牛たんを保存する際に私が注意していることは、しっかりと水分を拭き取ってからラップで包むこと。
一度、湿気が残っていたことで雑菌が繁殖してしまい、食べられなくなってしまうという悔しい思いをしたことがあります。

正しい牛たんの保存方法を知って、おいしい牛たんを無駄にすることなく堪能してほしいと思います!

牛たんの保存方法と保存期間は?

購入した牛たんが食べきれない場合、すぐに食べない場合の保存方法には、冷蔵保存と冷凍保存の2種類があります。

 

家庭用の冷蔵庫の場合、冷蔵保存は2~3日程度、冷凍保存は1カ月程度が目安です。

保存期間はあくまで目安で、冷蔵庫の温度設定や処理方法などによっても異なります。

 

しかし、時間が経つほど鮮度が落ち、せっかくの牛たんのおいしさが損なわれてしまうのは同じ!

すぐに食べられない場合は冷蔵保存・冷凍保存をしつつ、できるだけ早く食べることをおすすめします。

 

なお、専門店や通販で購入した牛たんの中には、真空パックなどの処理技術によっておいしさを保ったまま長期保存が可能となっているものもあります。

商品説明をしっかり読み、記載されている保存方法・保存期間に従って保存してください。

 

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牛たんの保存方法のポイント

牛たんをできるだけおいしい状態で保存するには、保存前の処理や保存方法のコツを押さえることが重要です。

おいしさを保って保存するためのポイントをご紹介します。

 

保存前の下処理

購入した牛たんを保存する際は、冷蔵保存、冷凍保存のどちらかに関わらず、以下の処理をしましょう。

  1. トレーや包装紙から取り出し、1回分など必要な量に小分けする
  2. キッチンペーパーなどで水分を拭き取る
  3. 空気に触れないようラップでぴったりと包む
  4. フリーザーバッグなどに入れ、空気を抜いて密閉する

 

表面に水分があると雑菌が繁殖する原因になるので、保存前にはしっかり拭き取ります。

また、空気に触れると酸化により劣化が進むので、空気に触れないよう保存するのがポイントです。

 

小分けにすると使う分だけ取り出せるので便利ですが、小分けにするほど空気に触れる部分が増えるので、保存できる期間は短くなります。

 

冷蔵保存のポイント

2~3日程度で食べる予定なら、密閉した牛たんは冷蔵庫へ。

保存温度は0~4℃が適しているので、チルド室などで保存するのがおすすめです。

野菜室は保存温度が高めなので避けてください。

 

冷蔵庫を開閉するたびに庫内の温度が変化するので、影響を避けるために冷蔵庫の奥に入れておきましょう。

 

冷凍保存のポイント

数日で食べない場合は冷凍保存がおすすめ。

冷凍庫の温度は-18℃以下が推奨です。

 

冷やしておいた金属バットに載せて冷凍庫に入れ、急速冷凍をしましょう。

急速冷凍することで、肉質の劣化を抑えることができます。

 

家庭での冷凍保存の目安は1カ月程度です。

パッケージに冷凍した日付を書いておくと、保存期間の管理がしやすくなります。

 

保存期間が長くなるときには、パッケージが破損していないか、霜がついていないかなどたまにチェックすると良いでしょう。

 

 

牛たんを冷凍保存した場合の解凍方法もチェック!

冷凍保存した牛たんをおいしく食べるには、解凍方法にも注意を。

牛たんのおいしさを損なわない解凍方法とコツをご紹介します。

 

冷蔵庫での自然解凍

最もおすすめの解凍方法は、冷蔵庫内でゆっくり解凍する方法です。

牛たんを調理する前日の夜か当日の朝に、冷凍庫から冷蔵庫へ移動させましょう。

 

急激な温度変化を避けることでドリップ(肉汁)の流出を最小限に抑え、肉の旨味や食感を損なわずに解凍できます。

 

解凍には半日以上かかるため、早めに準備するのがおすすめです。

 

冷水解凍

早く解凍したい場合には、冷水を使った解凍方法もあります。

ラップに包まれたままの牛たんをビニール袋などに入れて密閉し、大きめのボウルなどに入れます。

ボウルには水道水を細く流し入れ続け、解凍します。

 

肉の量や厚みによっても異なりますが、20分~1時間程度で解凍可能です。

流水で均一に解凍することで、解凍ムラを防げます。

しっかり密閉し、肉が水に触れないように注意してください。

 

電子レンジ解凍

すぐに調理したい場合などは、電子レンジの「解凍機能」で解凍する方法もあります。

牛たんのラップを外し、キッチンペーパーを敷いた耐熱皿に載せて、「解凍」で加熱します。

加熱時間は電子レンジの説明書に従いますが、加熱中もこまめに状態を確認しましょう。

 

短時間で解凍可能ですが、その分ドリップの流出や解凍ムラが起こりやすく、肉質が劣化しやすいです。

通常の「加熱機能」は使用せず、必ず「解凍機能」を使用してくださいね。

 

なお、どの方法で解凍した場合でも、調理時には肉を室温に戻しておくことをおすすめします。

これにより、牛たんの中心まで均一に火が通りやすくなり、よりおいしく調理することができますよ!

 

冷蔵庫で解凍した場合は、冷蔵庫から出すのは調理の30分前が目安です。

 

 

牛たんの保存期間は冷蔵で2~3日・冷凍で1カ月が目安

牛たんの保存方法は冷蔵保存と冷凍保存の2種類。

家庭用冷蔵庫での保存は、冷蔵保存は2~3日程度、冷凍保存は1カ月程度が目安です。

 

保存時には、小分けにして水分をふき取る、空気に触れないようラップで包んで密閉するという下処理が重要。

冷蔵庫の温度は0~4℃、冷凍庫の温度は-18℃以下が推奨です。

冷凍の際は金属バットなどを使って急速冷凍しましょう。

 

冷凍保存した牛たんをおいしく食べるには解凍方法も大切。

冷蔵庫内での自然解凍がおすすめですが、急ぐ場合は流水解凍や電子レンジの解凍機能を使う方法もありますよ。

 

保存や解凍のコツを押さえて、牛たんをおいしく味わいましょう!

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